JR阪和線、倒木で一時運転見合わせ

2023年04月23日 15時22分

事件・事故交通

きょう(23日)正午すぎ、和歌山と大阪の府県境付近のJR阪和線で倒木が見つかり、和泉砂川(いずみすながわ)・和歌山間で、一時運転を見合わせました。けが人などはなく、倒木を撤去のあと、午後3時前に運転は再開されました。

きょう午後0時40分頃、JR阪和線の和歌山行き快速電車の運転士が、府県境付近を走行中に、架線に木が倒れかかっているのを見つけ、非常ブレーキをかけましたが、間にあわず接触しました。この事故で、列車の脱線などはなく、乗客らおよそ80人に、けがなどはありませんでした。

この列車は、午前10時45分、天王寺発・和歌山行きの4両編成の紀州路快速で、現場を行き過ぎて停車したため、運転士が車両を点検し、運転に支障がないことを確認できたとして、およそ30分後に運転を再開しました。

しかし、倒木の撤去のため、JR阪和線は、大阪・泉南市の和泉砂川駅と、和歌山市の和歌山駅の間で、一時運転を見合わせました。そして、午後3時前に、運転が再開されました。

これにより、上下あわせて6本が運休し、18本に最大2時間あまりの遅れが出て、およそ3500人に影響しました。また、南海・泉北高速・近鉄・大阪メトロで振替輸送を実施しました。

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