総理を「世襲三世」と批判 容疑者のツイッターか

2023年04月19日 19時45分

事件・事故社会

岸田総理大臣の演説が行われる予定だった和歌山市の雑賀崎漁港の会場に、爆発物が投げ込まれた事件で、逮捕された24歳の男のものとみられるツイッターに、岸田総理について、その家の職業などを子孫が代々受け継ぐ「世襲だ」などと投稿があり、批判していたことがわかりました。

投稿には「岸田総理も世襲三世」「世襲が蔓延(はびこ)る原因は、立候補するだけで300万円もの供託金を要求する違憲な公選法があるから」「庶民は立候補出来ず、民主主義は崩壊します」などがありました。

威力業務妨害の疑いで逮捕された木村隆二(きむら・りゅうじ)容疑者24歳は、去年6月、被選挙権の年齢制限などを理由に、参議院選挙に立候補できなかったのは、憲法違反だとして国を相手に裁判を起こしました。

木村容疑者は、選挙制度などへの不満を募らせていた可能性があり、警察は、登校と動機がつながるのか、慎重に調べることにしています。

投稿は、去年6月に始まり、裁判を起こしたことを訴状の画像を添付し報告しています。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55