襲撃当日朝に自宅出発か 容疑者、総理狙い情報収集疑い

2023年04月18日 20時38分

事件・事故社会

岸田総理大臣が選挙の応援で訪れた和歌山市の演説会場に爆発物が投げ込まれた事件で、逮捕された兵庫県川西市の無職、木村隆二(きむら・りゅうじ)容疑者24歳の家族が、容疑者が事件当日の朝には、家からいなくなっていたと話していることがわかりました。

岸田総理の遊説日程は、事件の前日に自民党のホームページなどで公表されていて、これらをチェックしていた容疑者が、自らの行動圏内に岸田総理が訪れる機会をうかがい、和歌山市での襲撃を決断した可能性があります。

捜査関係者によりますと、兵庫県川西市の自宅から和歌山市までは、大阪府内で電車を乗り継いで2時間以上かかります。

家族は、木村容疑者が、事件当日の午前0時頃には家にいたが、朝にはいなくなっていた」と話していて、午前10時過ぎには、南海電鉄和歌山市駅の改札を出る木村容疑者の姿が防犯カメラに写っていました。

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