和歌山市の尾花市長犯行を厳しく非難

2023年04月17日 16時01分

事件・事故政治社会

無職の24才の男が和歌山市の雑賀崎漁港の演説会場に爆発物を投げ込んだ事件で和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は、「危険物を投げ込むことは大勢の人の命にかかわることでもあり二度とあってはならない行為で断固許すことが出来ない」と犯行を厳しく非難しました。

これは、尾花市長はきょうの会見でのべたもので、今月15日、選挙応援のため和歌山市の雑賀崎漁港を訪れていた岸田首相に同行して事件に遭遇しました。

尾花市長はきのう(16日)正午過ぎ岸田首相から直接電話を受け、「事件の発生で迷惑をかけた。暴力に屈せず取り組んで行く」と陳謝されたことに触れ、改めて雑賀崎を訪問してもらいことを伝えたということです。

尾花市長は事件のときの様子について「視察場所から話しをしながら演説会場に移動する途中で突然起こった事件で何が起こったのか分からないまま、警護の警察官に誘導された」と当時の様子を説明しました。

また雑賀崎はイタリアのアマルフィーに雰囲気が似ているとして和歌山市が観光に力を入れている地域で、尾花市長は「地元の人や市民にご迷惑をおかけした。地元の人に協力している関係を崩さないよう引き続き取り組む」と今後も雑賀崎の観光振興にも力を入れていくとしています。

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