和歌山県は、きょう（１１日）県内であらたに、５４人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。また、田辺保健所管内の社会福祉施設１件で、感染者９人のクラスターが確認されました。

きょう感染が確認されたのは、乳幼児から９０代以上までの男女５４人で、前の日より５人増えましたが、前の週の同じ曜日と比べて５人減っています。

人口１０万人単位の県全体の感染者数は５６・１人で、前の日を０・５人下回っています。

現在入院しているのは３８人、病床数３１６に対する病床使用率は１２％です。このうち、酸素投与が必要な人は１５人、国基準の重症者は３人です。

県内の累計の感染者数は、死亡した５２３人を含め、２３万９８７７人となっています。

一方、自ら検査して陽性者登録センターに登録した軽症の人などを合わせた感染者は６９人で、保健所別の内訳は、和歌山市が２５人、田辺が１３人、岩出が１０人、海南が９人、湯浅が７人、橋本と御坊がそれぞれ２人、新宮が１人です。