丹生都比売神社で花盛祭、4年ぶりに渡御の儀

2023年04月09日 17時52分

社会

高野山の守り神として知られるかつらぎ町の世界遺産、丹生都比売(にうつひめ)神社で、きょう(9日)、春の訪れを祝う「花盛祭(はなもりさい)」が開かれ、大勢の観光客らでにぎわいました。

参道の両脇には、桜や桃などの花が入った高さ1メートルほどの竹の筒が並び、新型コロナウイルス対策のため、2020年から中止されていたハイライトの「渡御(とぎょ)の儀」が、快晴の空のもと、4年ぶりに行われました。この行事は、鎌倉時代から続くとされ、雅楽が奏でられる中、狩衣(かりぎぬ)など、時代装束を身に着けたおよそ100人が、弓や矢を手に持って、参道や神社の周りを練り歩きました。

また、午前中に行われた祭典では、宮司が祝詞(のりと)を読み上げ、子どもたちが神前で神楽(かぐら)「浦安の舞」を奉納しました。

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