死亡夫婦の長男逮捕へ、殺人容疑、和歌山で出頭

2023年04月09日 15時38分

事件・事故

神奈川県横須賀市の住宅で、70代の夫婦が死亡しているのが見つかった事件で、40代の長男が、きょう(9日)、和歌山県内の警察署に出頭したことが、分かりました。

神奈川県警は、長男が、死亡に関与したとみて行方を追っていて、今後、和歌山から移送し、夫婦への殺人の疑いで逮捕する方針です。

この事件は、横須賀市田浦泉町(たうらいずみちょう)の住宅で、おととい(7日)、住人の小野星三男(おのぼし・みつお)さん75歳と妻の泰子(やすこ)さん72歳が、死亡しているのが見つかったものです。「連絡が取れない」と親族が110番したもので、2人の遺体は、1階の和室で、それぞれ布団がかけらていました。

捜査関係者によりますと、長男は先月(3月)下旬に、2人を殺害した疑いが持たれていて、遺体には、刃物で刺されたような痕がありました。長男は、2人と同居していましたが、連絡が取れなくなっていました。

また、横須賀市生活支援課によりますと、泰子さんは過去に、長男の就労に関して、相談を寄せていたということです。

警察は、2人の遺体を司法解剖して、死亡原因の確認を進めるとともに、詳しいいきさつを調べます。

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