106回全国高校野球選手権和歌山大会

106回全国高校野球選手権和歌山大会 
試合結果

海南     1―4 田辺   
智辯和歌山 12―0 日高

和市80代女性、紀の川市70代女性 特殊詐欺被害 計110万円

2023年04月07日 19時44分

社会

「携帯アプリの利用料金が未納になっている」「保険料の払い戻しがある」などと言われた和歌山市に住む80歳代の女性と紀の川市在住の70歳代の女性がきのう(4/6)、それぞれ相手の指示に従い現金を振り込むなどして2人であわせておよそ110万円をだましとられたことがわかりました。

和歌山東警察署によりますと、和歌山市在住の80歳代の女性は、きのう午前10時過ぎ、携帯電話に、NTTからのお知らせとして、利用料金について話したいことがあるので、きょう中に連絡するよう求めるメールが届いたため、連絡先に電話したところ、NTTの職員を名乗る男から「携帯のアプリの料金が未納です」などと言われました。女性は、心当たりがないことを伝えたものの、「裁判所に届けているので、早く支払わなければ裁判沙汰になります」などと言葉巧みにだまされ、きのう午後2時頃までに、現金49万8千円を指定された口座に振り込んだということです。

一方、岩出警察署によりますと、紀の川市に住む70歳代の女性は、きのう午後3時半頃、自宅の電話に紀の川市の職員を名乗る女から保険料の払戻金があり、きょう手続きをすれば、払戻金を振り込む旨の連絡があり、振込先の金融機関の名前を伝えました。すると今度は、金融機関の職員を名乗る男から電話があり、「払戻金を振り込みましたが、キャッシュカードのICチップがないので、受け取れません。職員が近くにいるので取りに行かせます。5分くらいで着きます」と言われ、きのう午後4時頃、女性は、自宅を訪れた金融機関の職員を名乗る男にキャッシュカードを手渡しました。男が立ち去った後、女性は、不審に思い、きょう午前9時頃、口座を開設している金融機関に確認したところ、だまされたことに気づき、警察に届けたものです。女性は、キャッシュカードの暗証番号も相手に伝えていたということで、岩出警察署が調べたところ、このキャッシュカードを使って、4回にわけてあわせて60万円の現金が引き出されていました。

和歌山県警では、特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル『ちょっと確認電話』を開設していて、「電子マネーを買って番号を送って」とか「保険料を還付します」といった電話を受けた場合は、すぐに連絡するよう呼びかけています。

電話番号は、0120・508・878、0120・これは・わなや です。

また、♯(シャープ)9110でも各種相談とあわせて相談を受け付けています。

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