昨年度、開かれたスポーツの全国高校選抜大会で上位に入賞した和歌山県内の高校生が、きのう（４／６）、県庁に岸本周平（きしもと・しゅうへい）知事らを表敬訪問し、大会の結果を報告しました。

今回、上位に入賞したのは、相撲の個人無差別級で優勝した県立和歌山商業高校２年の西出大毅（にしで・だいき）さんと、相撲の団体戦で３位に入賞した県立和歌山商業高校の３年生と２年生の４人、相撲の個人無差別級で３位に入賞した県立箕島高校３年の野田典雅（のだ・てんが）さんと、相撲の個人体重別８０キロ級で３位に入賞した県立箕島高校３年の中本樹志（なかもと・たつし）さん、ソフトテニスの女子団体で優勝した和歌山信愛高校の３年生と２年生のあわせて８人、少林寺拳法の男子団体演武で優勝した県立神島高校の３年生と２年生のあわせて８人と、男子自由単独演武で２位に入賞した県立神島高校３年の小嶋智希（こじま・ともき）さん、少林寺拳法の女子団体演武で２位に入賞した県立神島高校の３年生と２年生のあわせて８人と、女子規定組（くみ）演武で３位に入賞した県立神島高校２年の興田美璃（おきた・みり）さんと谷口萌奈（たにぐち・もな）さん、空手道の男子個人組手６８キロ級で２位に入賞した県立箕島高校３年の佐原優太朗（さはら・ゆうたろう）さん、レスリングの男子フリースタイル５１キロ級で３位に入賞した県立和歌山北高校３年の森下大輔（もりした・だいすけ）さん、ウエイトリフティングの男子１０２キロ級で３位に入賞した県立紀北農芸高校３年の畑上晃汰（はたうえ・こうた）さん、自転車競技の男子個人ロード・レースで３位に入賞した近畿大学附属和歌山高校３年の綿貫遥人（わたぬき・はると）さんの、あわせて３５人です。

このうち、３２人の生徒が、きのう午後、それぞれの顧問を務める教員とともに県庁を訪れ、正庁で岸本知事や宮崎泉（みやざき・いずみ）教育長らと懇談しました。

この中で、岸本知事は、「和歌山県を代表して成果を残していただき、ありがとうございます。県民の一人として大変誇りに思いますし、これからも競技生活は続くと思うので、先生からの指導を受けながら、後ろには、県民がいて応援しているので、さらに精進して、もう一段上を目指してください」と呼びかけました。

これに対し、相撲の個人無差別級で優勝した県立和歌山商業高校２年の西出さんが代表して謝辞を述べ、「今後も、インターハイ、国体での優勝を目指し、観ている人が笑顔になれるよう努力していきます」と今後の活躍を誓っていました。

表敬訪問では、岸本知事から生徒の代表に、記念品が贈られました。