106回全国高校野球選手権和歌山大会

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試合結果

海南     1―4 田辺   
智辯和歌山 12―0 日高

有田川町×旅する温泉道場 包括連携協定締結

2023年04月05日 19時07分

社会経済

町内に2つの温泉施設を持つ有田川町は、不採算の温泉施設の再生を手がける株式会社「旅する温泉道場」との間で包括連携協定を結び、今後、2つの施設のリニューアルなどに向けて連携していくことになりました。

協定書にサインする中山町長(左)と宮本社長

包括連携協定の締結式は、きのう午後、有田川町役場吉備庁舎で行われ、中山正隆(なかやま・まさたか)町長と旅する温泉道場の宮本昌樹(みやもと・まさき)社長が協定書にサインし取り交わしました。

有田川町には、町の施設として、「かなや明恵峡温泉」と「しみず温泉健康館」があり、「しみず温泉健康館」については、今年度から建て替えに向けた設計などの業務が始まることになっています。また、「かなや明恵峡温泉」についても、老朽化に伴う大規模改修を検討しています。

こうした中、温泉施設の経営改善をはかるとともに、地域の魅力発信や、観光施設の集客増加を実現し、地域経済の活性化をはかろうと、有田川町が、温泉経営のノウハウを持つ「旅する温泉道場」に呼びかけ、包括連携協定を締結したものです。

旅する温泉道場の宮本社長は、橋本市高野口町出身で、今回の協定について、「生まれ育った和歌山に貢献できれば、と思っていたので、今回の機会をいただき、うれしく思っています」と話した上で、「地元の人に利用してもらうとともに、県外からもお客さんに来てもらうため、魅力付けとして、地元の商品を見せていく必要があるが、その折には、有田川町だからこそある魅力を示す必要がある。これから、有田川町をしっかり回って、魅力を発見するところから始めたい」と話しました。

挨拶する宮本社長

有田川町の中山町長は、「地方の温泉が厳しい状況にあり、町内の温泉施設のリニューアルや建て替えを検討する中で、専門家の意見を入れて集客につなげていくため、民間の力を借りることにしました。有田川町独自の魅力を活かした取り組みを期待しています」と話しました。

挨拶する中山町長

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