万博関連の情報<発信:和歌山県>

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国立和歌山病院へ療養機器を贈呈 Mソンの「通りゃんせ基金」で

2023年04月05日 18時37分

福祉・医療

美浜町の国立和歌山病院へ「wbsラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の「通りゃんせ基金」を基に、療育機器が贈られることになり、 きょう(5日)午後、病院で贈呈式が行われました。

チャリティーミュージックソンでは、皆様から寄せられた募金を基に、音の出る信号機の設置や障害者用の教育機器、生活支援機器を毎年寄贈しています。

きょう(5日)午後2時から、病院内で行われた贈呈式では、ミュージックソン実行委員長で和歌山放送代表取締役社長の中村榮三から、病院の南方良章(みなかた・よしあき)院長に目録が手渡されました。

今回贈られた療育機器は、水中の空気ポンプで発生させた泡に色とりどりの光を当てて楽しむ「アクアランプ」と、球体に触れたり、周辺で手を叩いたりすることで球体が様々な色に輝き、天体の星が浮かんでいるように見える「光る惑星 ジュピター」の2種類で、病院の療育担当者によりますと、これらの機器を使うことで、障害のある患者らに、癒しや心身の緊張緩和、感性の発達を促す効果があるとされています。

国立和歌山病院には、30代から60代を中心に、およそ160人の重度心身障害者が療養していて、きょう(5日)贈られた2種類の機器が、毎日の療養に役立てられます。

去年(2022年)11月から今年(2023年)1月末まで展開した「第37回 wbsラジオ・チャリティ・ミュージックソン」では、451万5166円の募金が寄せられ、国立和歌山病院への障害者向け療育機器のほかに、和歌山市と新宮市の合わせて2か所に音の出る信号機を、それに和歌山県交通安全母の会連絡協議会に交通安全啓発グッズを寄贈することが決まっています。

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