和歌山大学の入学式が、きょう（５日）和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグホエールで行われ、学部・学環・大学院・特別専攻科の新入生あわせて１１９４人が大学生活の第一歩を踏み出しました。

この春、和歌山大学に入学したのは、学部・学環生９５２人、大学院生２４２人です。

きょう午前１０時半から行われた入学式では、はじめに、ことし（２０２３年度）就任した本山貢(もとやま・みつぎ)学長が、数学者・広中平祐(ひろなか・へいすけ)さんの言葉を引用し「新時代を切りひらく創造力は、自分の特性を発見し、じっくり育み、自分なりの形にしようと努める人『創才(そうさい)』がリードしていく。新たな時代、皆さんひとりひとりの創才を集結し、和歌山大学の輝かしさに磨きをかけて欲しい」と呼びかけました。

続いて、教育・経済・システム工学・観光の各学部と、社会インフォマティクス学環(がっかん)の新入生代表が登壇し「学則や規則を守り、学生としての本分を全(まっと)うすることを誓います」と誓いの言葉を述べました。

このあと新入生は、和歌山市栄谷(さかえだに)のキャンパスに移動し、学部ごとに説明を受けて、新たな学生生活への準備を整えていました。