和歌山県庁に給水サーバー設置へ・岸本知事「和歌山の美しい海をプラゴミから守るため」

2023年04月04日 19時45分

政治

ットボトルなどのプラスチックゴミが海へ散乱することによる環境の悪化を防ぎ、自分用の水筒・マイボトルの利用を促進しようと、和歌山県は、県庁本館2階の県民ロビーに給水スポットを設置することになりました。

定例記者会見での岸本知事(4月4日・和歌山県庁)

これは、けさ(4日)の定例記者会見で、和歌山県の岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事が表明したものです。

岸本知事は、プラスチックゴミが海に散乱し、海の環境や魚などの生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されることや、県庁職員と昼食をともにする際に、それぞれ自分用の水筒・マイボトルに水やお茶を入れて持ち歩く人が増えていることから、県庁に給水スポットを設置することで、職員や県民にマイボトルの利用を呼びかけることにしたものです。

給水スポットは、今月(4月)10日に県庁の本館2階「県民ロビー」に設置し、翌11日の午後1時から使用できるようにします。

岸本知事は「県民ロビーに置くことで、一般の人の利用も出来るので、マイボトル利用と和歌山の美しい海を守るメッセージを広くアピールできる」と期待を込めています。

一方、県では、県の主催する会議などで使用するペットボトル飲料は、県産品に限って提供を継続するとしています。 

WBSインフォメーション

WBSショッピング55