地元の婦人会有志が例大祭で使用する挑花づくり担う

2023年04月03日 17時12分

社会

田辺市の世界遺産熊野本宮大社できょう(3日)地元の婦人会の有志が今月13日からの例大祭で使う赤、白、黄色の3色の縁起物の造花「挑花」作りに精を出していて600本を仕上げました。

かみに切り込みを入れて9枚重ねて直径15センチの菊の形にします。60センチから90センチの竹の棒を取り付けて完成です。今月15日の渡御祭では挑花を挿した木箱を氏子が担いで練り歩きます。また、もち投げに参加するとピンク色の餅と引き換えにもらえ、無病息災などのご利益があるとか。

例大祭は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、去年まで縮小して行われましたが、今年は従来通り営まれます。作業に参加した岸谷和代さんは、「祭りが元通りにできてうれしい。皆さんの健康を祈りながら一つ一つ丁寧につくりました。ぜひ熊野本宮大社に来てほしいです」と話しています。

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