和歌山県庁の入庁式・154人に辞令交付

2023年04月03日 12時19分

政治社会

2023年度の実質的なスタートとなったきょう(3日)和歌山県庁の入庁式が開かれました。

岸本知事(左)に宣誓する建築職の仲村美穂さん(右)(4月3日・和歌山県民文化会館・小ホール)

午前9時45分に和歌山市の県民文化会館・小ホールで開かれた式では、岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事から、新入職員代表で商工観光労働総務課に配属される山東心(さんどう・こころ)さん22歳に、辞令が交付されました。

続いて、都市政策課に配属される建築職の仲村美穂(なかむら・みほ)さん22歳が「県民に寄り添い、県民の声を聞き県民の安心安全を守るため、1日も早く仕事を覚えるよう努力します」と誓いの言葉を述べました。

訓辞する岸本知事(右は下宏副知事)

これに対して岸本知事は「皆さんは空気を読むことに長けていると思うが、空気を読まない発言をあえてしてもらい、先輩職員に対して、おかしいと思ったらおかしいと指摘してほしい。私も味方をするから挟み撃ちにしよう。県民ひとりひとりを笑顔で幸せにするために、自らが幸せで合って欲しい。失敗は必ずするものなので、どんどんチャレンジをして失敗を重ねて成長して欲しい」と訓示しました。

商工観光労働総務課に配属される山東心さん(左)と仲村美穂さん(右)

式を終えた山東さんは「これからいよいよ始まるんだなぁと身が引き締まる思いです。先輩の指導を受けながら、仕事を覚えることが最初の一歩です」と語りました。仲村さんは「景観を扱う部署に配属されるので、まずは屋外広告について勉強し、県のよりよい景観づくりに貢献したい」と抱負を語りました。

新入職員は、それぞれの部署などで新人研修を受けながら、業務の習得にあたります。

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