JR紀勢線・人身事故で遅れ・1万人に影響
2023年04月03日 11時00分
けさ(3日)6時半過ぎ、JR紀勢線の黒江(くろえ)と紀三井寺(きみいでら)の間で普通列車が線路内で人と接触して、およそ2時間にわたって運転を見合わせました。この影響で、後続の特急くろしお号や普通列車、上下あわせて12本が運休し、通勤通学客などおよそ1万500人に影響しました。
JR西日本によりますと、きょう午前6時38分ごろ、御坊(ごぼう)発和歌山行きの普通電車の運転士が、海南市の黒江駅と和歌山市の紀三井寺駅の間を走行中、線路内で人と接触したのを確認し、運転司令所へ通報しました。
これを受け、紀勢線は箕島・和歌山間でおよそ2時間にわたって運転を見合わせ、午前8時45分に通常運行を再開しました。
乗客にケガ人はありませんでしたが、後続の特急くろしお6号や普通列車が最大でおよそ2時間遅れたほか、上下あわせて12本が運休しました。
JRでは、事故直後から復旧まで、南海電鉄や泉北高速鉄道、近鉄、大阪メトロで振り替え輸送を行いました。