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【県議選】和歌山議選告示・49人が立候補・最多9選挙区で無投票

2023年03月31日 21時29分

政治社会

統一地方選挙前半戦のひとつで、任期満了に伴う和歌山県議会議員選挙が、きょう(31日)告示され、立候補の受付が午後5時に締め切られました。

この結果、9つの選挙区で無投票で当選が決まり、和歌山市など5つの選挙区で投票による選挙となりました。

和歌山県選挙管理委員会のまとめよりますと、県内14の選挙区・定数42に対し、合わせて49人が立候補し、和歌山市・紀の川市・御坊市(ごぼうし)・新宮市(しんぐうし)・西牟婁郡(にしむろぐん)の5つの選挙区では定数を超える立候補の届け出があり選挙戦に、岩出市・橋本市・田辺市・東牟婁郡(ひがしむろぐん)など9つの選挙区では、定数と同じ立候補者数となり、無投票となりました。2011年に現在の定数になってから最も多い無投票となりました。

このうち和歌山市選挙区では、定数15に対し、現職12人、新人6人の合わせて18人が立候補しました。

定数3の紀の川市選挙区では現職2人と新人2人の4人が立候補しました。

定数1の御坊市選挙区には現職と元職の2人が立候補し、4年前の前回と同じ顔ぶれの一騎打ちの選挙となりました。

定数1の新宮市選挙区でも現職と新人の一騎打ちとなり、定数2の西牟婁郡選挙区では、現職2人と新人1人の3人による選挙となりました。

投票による選挙となる選挙区では来月(4月)9日に投票が行われ、即日開票されます。

一方、きょう無投票が決まった9つの選挙区の当選者は次の方々です。

定数3の海南市・海草郡(かいそうぐん)選挙区で無投票当選したのは、次の方々です。議長を務める自民党の現職・尾崎要二(おざき・ようじ)氏69歳は、10回目の当選です。自民党の現職・藤山将材(ふじやま・まさき)氏47歳は6回目の当選、無所属の現職・中西徹(なかにし・とおる)氏50歳は2回目の当選です。

定数2の岩出市選挙区で無投票当選したのは、次の方々です。自民党の現職・川畑哲哉(かわばた・てつや)氏45歳は3回目の当選。自民党の現職・北山慎一(きたやま・しんいち)氏48歳は2回目の当選です。

定数3の橋本市選挙区で無投票当選したのは、次の方々です。副議長を務める自民党の現職・岩田弘彦(いわた・ひろひこ)氏63歳は4回目の当選です。自民党の現職・中本浩精(なかもと・こうせい)氏61歳は4回目の当選、それに、日本(にっぽん)維新の会の新人・小西政宏(こにし・まさひろ)氏36歳です。

定数1の伊都郡(いとぐん)選挙区で無投票当選したのは、自民党の現職・堀龍雄(ほり・たつお)氏71歳で、3回目の当選です。

定数1の有田市(ありだし)選挙区で無投票当選したのは、自民党の現職・玉木久登(たまき・ひさと)氏59歳で、3回目の当選です。

定数2の有田郡(ありだぐん)選挙区で無投票当選したのは、自民党の現職・吉井和視(よしい・かずみ)氏71歳が9回目の当選、自民党の現職・山家敏宏(やまが・としひろ)氏49歳が2回目の当選です。

定数3の日高郡選挙区で無投票当選したのは、自民党の現職・冨安民浩(とみやす・たみひろ)氏75歳が9回目の当選、自民党の現職・坂本登(さかもと・のぼる)氏77歳が7回目の当選、自民党の現職・玄素彰人(げんそ・あきひと)氏49歳が2回目の当選です。

定数3の田辺市選挙区で無投票当選したのは、自民党の現職・鈴木太雄(すずき・たいゆう)氏52歳が4回目の当選、立憲民主党の現職・谷口和樹(たにぐち・かずき)氏51歳が4回目の当選、自民党の現職・鈴木德久(すずき・とくひさ)氏63歳が2回目の当選です。

定数2の東牟婁郡(ひがしむろぐん)選挙区で無投票当選したのは、次の方々です。自民党の現職・谷洋一(たに・よういち)氏74歳は8回目の当選、自民党の現職・佐藤武治(さとう・たけじ)氏68歳は2回目の当選です。

きのう(30日)現在の和歌山県全体の選挙人名簿登録者数は79万94人です。

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