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和歌山県議選・あす(31日)告示・52人が立候補予定

2023年03月30日 20時06分

政治社会

統一地方選挙前半で任期満了に伴う和歌山県議会議員選挙が、あす(31日)告示されます。県内14の選挙区で定数42に対し、これまでに52人が立候補を予定しています。

立候補予定者の内訳は、現職が38人、新人が13人、元職が1人、党派別では、推薦を含めて自民が29人、公明が3人、共産が5人、維新が3人、国民と立憲、参政がそれぞれ1人で9人が無所属です。

14選挙区のうち、立候補予定者が定数を上回り、投票による選挙になる可能性が高いのは、和歌山市、紀の川市、御坊市(ごぼうし)、新宮市(しんぐうし)、西牟婁郡(にしむろぐん)の5つの選挙区です。

残る9つの選挙区は、いまのところ定数と同じ立候補予定者数のため、無投票となる可能性が高くなっています。

このうち、定数15の和歌山市選挙区は、現職12人が立候補を予定しているほか、市議会議員や会社役員ら新人6人も立候補を表明しています。新人6人は共産と維新のほか、今回初めて参政党も参入し、勢力の拡大を目指しています。

定数1の御坊市(ごぼうし)選挙区は、4年前の前回の選挙と同じ顔ぶれで、共産の現職と自民の元職の一騎打ちとなる構図です。

定数2の西牟婁郡(にしむろぐん)選挙区は、自民と共産の現職2人に、自民の推薦を受けた無所属の新人1人による争いになる見込みです。

定数1の新宮市(しんぐうし)選挙区では、副議長経験のある自民党の現職の無投票当選が続いてきましたが、今回、元市議会議員で無所属の新人1人が立候補を予定していて、選挙戦となる見込みです。

定数3の紀の川市選挙区は、市長選挙への立候補で辞職し空白となっていた自民の現職の1議席を含め、自民と共産の現職2人と、自民と無所属の新人2人の4人の争いとなる見込みです。

和歌山県議会議員選挙は、あす(31日)告示され、来月(4月)9日に投票が行われます。今月(3月)30日現在の和歌山県の選挙人名簿登録者数は79万94人です。

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