黄色いワッペン贈呈式

2023年03月27日 19時12分

交通教育社会経済

和歌山市内に支店がある生命保険や損害保険、金融機関の4社が、ことし(2023年)も、この春和歌山市内の小学校に入学する新1年生およそ2700人に、黄色いワッペンを贈呈しました。

黄色いワッペンを着けてもらう山本陽加里さん・後ろは松本幸大くん(3月27日・和歌山市役所・市長室)

贈呈したのは、みずほフィナンシャルグループ、明治安田生命保険、損保ジャパン、それに第一生命保険の4社です。

この取り組みは、交通事故の多発による”交通戦争”と呼ばれた昭和40年代に、息子を交通事故で亡くした母親が当時の総理大臣に交通事故撲滅を訴えたことがきっかけで始められ、今回で59回目です。

尾花市長に目録を贈呈する明治安田生保和歌山支社の大谷顧問(右)

4社は、全国の新1年生に交通事故傷害保険付きの黄色いワッペンを贈呈する活動を展開していて、きょう、和歌山市内のおよそ2700人分のワッペンの目録が、みずほ銀行和歌山支店の松本真治(まつもと・しんじ)支店長ら4社の代表から、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長に贈呈されました。

尾花市長との記念撮影

続いて、新1年生を代表して、和歌山市立楠見東(くすみひがし)小学校に来月(4月)入学する松本幸大(まつもと・こうだい)くんと山本陽加里(やまもと・ひかり)さんの左肩に、黄色いワッペンがつけられました。

贈呈後、あいさつしたみずほ銀行和歌山支店の松本支店長は「これからも子どもたちの交通安全のために、少しでも役に立ちたい」と述べました。

尾花市長は「大変嬉しく思う。交通事故は保護者にとっても心配なことと思う。児童だけでなく、ドライバーの安全意識向上にも役立つと思う」と感謝を述べました。

ワッペンを着けてもらった松本幸大(まつもと・こうだい)くんと山本陽加里(やまもと・ひかり)さんは「小学校に行ったら、勉強や運動会が楽しみです。お友達を沢山作りたいです。車が来たら止まって待ちます」と話していました。

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