四季を彩る漆器パネル、きのくに信金本部に設置
2023年03月27日 20時05分
和歌山市に本店のあるきのくに信用金庫の本部新別館に黒江漆器で四季を表現して制作されたパネルが寄贈され、きょう(27日)関係者に公開されました。
漆器パネルは海南市黒江の漆芸家(しつげいか)橋爪靖雄(はしづめ・やすお)さんが制作しました。縦1・3メートル、全長4メートルのパネルは漆に顔料を混ぜ、雲母(うんも)という造岩鉱物をちりばめて制作し、四季の様子や星座を表現しています。このパネルは、地場産業の黒江漆器を県内外から相談に来る人らにPRするため制作され、本部の新別館の応接スペースに設置されました。
きょう(27日)は制作した橋爪さんも出席して関係者にパネルが披露されました。橋爪さんは、「時間が経過すると漆器の味わいが増します。」と四季を彩るカラフルな漆器のパネルを説明していました。