【高校野球】智弁和歌山、英明上回る11安打放つも惜敗

2023年03月19日 22時16分

スポーツ

第95回記念選抜高校野球大会は、大会2日目のきょう(19日)、甲子園球場で1回戦残り1試合と2回戦の2試合が行われ、第3試合で、智弁和歌山が香川の英明(えいめい)と対戦しましたが、3対2と惜しくも1点差で敗れ、3回戦進出はなりませんでした。

試合は、1対1の同点で迎えた8回、英明が、2本のヒットで、ランナー1・2塁のチャンスを作り、5番中浦(なかうら)が三遊間をやぶるタイムリーを放ちました。さらに、智弁和歌山レフトの多田羅(たたら)のホームへの返球が2塁ランナーに当たる不運も重なり、1塁ランナーも一挙にホームへかえり、英明が2点を奪って、3対1とリードしました。智弁和歌山も、すかさずその回の裏、8番・清水(しみず)にセンター前タイムリーが出て、1点差に迫りました。

智弁和歌山は、最終回にも、チャンスを迎えましたが、英明の終盤の小刻みな継投に、あと1本が出ず、結局、3対2で智弁和歌山は惜敗しました。

試合後、智弁和歌山の中谷 仁(なかたに・じん)監督は、「同点、逆転するチャンスがありながら、なかなか打線として機能出来なかったのは、悔いが残る。メンタルや、準備が出来ていない点も、課題を突きつけられたと思っています」と話しました。

また、青山達史(あおやま・たつふみ)主将も、「チャンスで、個人個人が打てなかったのが、負けの要因。投手は良くやってくれた。仲間が作ってくれたチャンスを、何が何でも結果に結びつける課題を克服して、夏に帰って来られるように したい」と述べました。

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