和歌山市消防局・消防ポンプ車愛称「ゆめ風」採用の女子中学生に感謝状
2023年03月23日 14時42分
和歌山市消防局は、新しい消防ポンプ自動車の愛称を考えた女子中学生に、きょう(23日)感謝状と記念品を贈呈しました。
感謝状を贈呈されたのは、近畿大学附属和歌山中学校1年の森下夏帆(もりした・かほ)さん13歳です。
和歌山市消防局は、新しい消防ポンプ車を導入する際、去年(2022年)8月、市民から愛称を募集したところ、3歳から81歳までの市民から146点の案が寄せられました。
審査の結果、森下さんら複数の人から応募のあった「ゆめ風(かぜ)」に決定しました。森下さんが選ばれたのは、ゆめ風の名前の理由に「夢と希望を守ってくれるような頼もしいポンプ車になって欲しい」と書かれていたためということです。
きょう午前、和歌山市八番丁(はちばんちょう)の和歌山市消防局で、吉野楠哉(よしの・くすや)局長から森下さんに、感謝状と消防車の模型が贈呈されました。吉野局長は「和歌山市民の夢と希望を守るため、安心安全のまちづくりに活躍することを誓います」とあいさつしました。
ゆめ風は、真っ赤な車体に白く和歌山城天守閣がデザインされていて、中消防署の特別消火隊に配置されます。
このあと、和歌山市消防局の職員が森下さんにゆめ風の装備や特徴を説明したり、特別に森下さんを運転席に乗せて記念写真を撮ったりしました。
森下さんは「こんなに祝ってくれてとても有難いです。消防局の皆さんは、いつもゆめ風みたいに夢と希望を守ってくれて有難いです」と喜びを語りました。
和歌山市消防局には16台の消防ポンプ車がありますが、車体に和歌山城が描かれているのは、ゆめ風が初めてです。