臨時の県下警察署長会議 統一地方選前に取締強化へ

2023年03月15日 19時24分

社会

来月(4月)、投開票が行われる和歌山県議会議員選挙をはじめとした統一地方選挙を前に、和歌山県警察本部はきょう(3/15)、和歌山市で、県内12の警察署長を集めた臨時の県下署長会議を開きました。

署長会議の様子(2023年3月15日・和歌山西警察署で)

臨時の署長会議は、きょう午後、和歌山市の和歌山西警察署で開かれ、冒頭、県警の山崎洋平(やまさき・ようへい)本部長が訓示し、「統一地方選挙は、4月に予定されている衆議院和歌山1区の補欠選挙とあわせて現政権の今後を占う試金石とも言われており、激しい選挙戦が予想される」とした上で、「不偏不党、厳正公平な立場を堅持しつつ、選挙管理委員会と連携した、迅速で適切な捜査を推進し、悪質な違反を看過することなく、署長のリーダーシップのもと、取り締まりを徹底し、選挙の公正を確保してほしい」と呼びかけました。

訓示する山崎・県警本部長

県警は、統一地方選挙を前に、先月(2月)、事前の選挙運動などを取り締まるため、本部と12の警察署で、あわせて1600人余りの体制を整え、取り締まりにあたっています。

この春、予定されている和歌山県内での統一地方選挙は、4月9日投開票の県議会議員選挙と、4月23日に投開票が行われるすさみ町長選挙のほか、和歌山市、橋本市、新宮市、紀美野町、九度山町、高野町、湯浅町、すさみ町のあわせて8つの議会議員選挙となっています。

このほか、全国的にも注目される衆議院和歌山1区の補欠選挙が、来月(4月)11日告示、23日投開票の日程で行われることになっています。

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