和歌山地方法務局に和歌山信愛中学の作品展示コーナー開設
2023年03月15日 19時09分
和歌山市の和歌山信愛中学校の3年生が作成した、民法改正による相続登記の義務化や不動産登記法の改正を啓発するポスターや動画の展示コーナーが、和歌山市二番丁(にばんちょう)の和歌山地方法務局3階に開設され、きょう(15日)生徒らが見学しました。
今月(3月)卒業する和歌山信愛中学校の3年生は「iコース」と呼ばれる探求学習に取り組み、この中で、和歌山地方法務局のアドバイスを受け、来年(2024年)4月に義務化される相続登記や、不動産登記法の改正に伴う関連ルールの大幅な変更を市民にわかりやすく啓発するアイデアづくりを行いました。
その結果、かわいいイラストで構成したポスターや、生徒が作画や声の出演、編集を手掛けたユーチューブ動画などが、合同庁舎3階の和歌山法務局・登記窓口付近に展示されました。
生徒は「嬉しいです。頑張って良かったと思います。自分が相続登記をする事があれば、役立つと思います」と話していました。
あわせて、法務局・登記部門の浅野敏之(あさの・としゆき)首席登記官が、相続登記の義務化と不動産登記法の改正の2種類のポスターを、見る角度を変えることで一度に見られるよう加工した「レンチキュラーポスター」を生徒に贈呈しました。
浅野首席登記官は「信愛の生徒たちのアイデアも活用しながら、さらに広報活動に取り組みたい」と話しています。
和歌山信愛中学校の生徒の作品展コーナーは、当面の間、和歌山市二番丁の和歌山地方合同庁舎3階・法務局登記部門窓口付近に設置されています。