第58回「きのくに人材Uターンフェア」

2023年03月14日 16時43分

社会経済

来年(2024年)3月に大学や専門学校などを卒業する予定の学生らを対象にした企業説明会「きのくに人材Uターンフェア」が、きのう(13日)ときょう(14日)の2日間、和歌山市のホテル・グランヴィア和歌山で開かれました。

会場のもよう(3月14日・和歌山市・ホテルグランヴィア和歌山)

これは、和歌山県や県・経営者協会などで構成する実行委員会が、県内企業へのUターンを促そうと、毎年、春と夏に開いているものです。

建設会社のブース

58回目となった今回のフェアには、県内の製造・販売、建設、サービス業など2日間で134社が参加し、担当者がリクルートスーツ姿の学生らに企業概要や福利厚生などを説明しました。

きのう(13日)からマスクの着用は個人の裁量に委ねられていますが、会場では多くの人が行き来するため、来場者全員にアルコール消毒と検温を義務づけ、企業のブースにはビニールカーテンが設置されました。

台所用品メーカーのブース

参加した学生は「県内企業も幅広い業務を手掛けていることや、人事担当者との直接対話でより企業の雰囲気が感じ取れたので良かったです」と話していました。

県・経営者協会の和田好史(わだ・よしふみ)事務局次長は「近年では、ネットである程度の企業概要は把握できますが、企業の担当者と直接話すことで、得られる情報がなお広がる」と話しています。

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