【新型コロナ】マスク着脱が任意に・野尻技監「今後も基本的感染対策の継続を」

2023年03月13日 18時33分

福祉・医療

政府の新型コロナウイルス対策の方針が、きょう(13日)から改められ、マスク着用のルールが屋内・屋外とも個人の判断に委ねられました。和歌山県の保健医療行政のトップとして県内の新型コロナウイルス対策を指揮してきた、県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、感染症予防対策でのマスクの有効性を強調し、今後も基本的な感染予防対策を続けるよう、県民に呼びかけました。

和歌山県福祉保健部の野尻孝子技監(3月13日・和歌山県庁)

野尻技監はマスク着用の効果について「やはり感染症予防対策にはマスクの効果が大きかった。とくにこの冬はインフルエンザの同時流行もあったが、和歌山県内で警報レベルに至らなかったのも、マスク着用の効果と言えるのではないか」と振り返りました。

その上で、今後求められることについて「オミクロン株が流行した県内の感染第8波では、抵抗力の弱い高齢者の死亡が大変多かったので、今後も、高齢者施設や人が密集する場所でのマスク着用と、手洗い、うがい、換気、消毒など、基本的な感染対策を続けて欲しい」と呼びかけました。

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