大阪管区気象台は、きょう（１２日）、近畿で「春一番」が吹いたと発表しました。去年（２０２２年）は吹いておらず、おととし（２０２１年）３月２日以来となります。

日本海で、低気圧が発達しながら北東に進み、この日は各地で、２０度を超える気温が観測されました。

大阪管区気象台によりますと、午後２時までの最大瞬間風速は、和歌山市で南南西の風が１３・９メートル、滋賀県彦根市で南東の風が１１・６メートルとなっています。

春一番が発表される基準は、地方で異なっていますが、近畿では立春から春分までの間に、日本海に低気圧があり、最大風速が８メートル以上の南寄りの風が吹くことなどが目安となっています。