「デジタルトライわかやま」第1回成果発表会

2023年03月12日 16時25分

教育社会経済

和歌山県内の中学生や高校生がプロの技術者の指導を受け、ロボットやAI・人工知能などを活用した作品づくりを実践する「デジタルトライ・わかやま」の第1回成果発表会が、きょう(12日)和歌山市美園町(みそのちょう)の和歌山県JAビルで開かれました。

きょうの成果発表会のもよう(3月12日・和歌山市美園町)

これは、一般財団法人・雑賀(さいか)技術研究所と和歌山市立こども科学館が、デジタル技術を駆使して様々な課題解決に取り組む近未来のデジタル・リーダーを和歌山から育てようと、今年度(2022年度)スタートしたプロジェクトです。

1期生は県内の中高生8人が、ロボット開発・AI・サイバーセキュリティのグループに分かれて、それぞれプロの技術者の指導を受けながら、およそ7か月にわたって作品づくりに取り組みました。

ホワイトボード上に張り付いて移動するロボットの実演
Wi-Fi制御で駆動・上面LEDにグラフィックや文字も表示可能

このうち、ロボットグループの木下拓也(きのした・たくや)くん・丸山壮太(まるやま・そうた)くん・生駒光一(いこま・こういち)くんのグループは、Wi-Fi制御で車輪の付いた壁面を移動できる小型ロボットを製作し、ホワイトボードに張り付いたままスムーズに動く様子や、車体に搭載されたLEDに文字やグラフィックを表示する様子を実演しました。

制作時の苦労を語る生駒光一くんら

デジタルトライわかやまでは、2期生の募集を行っています。定員は中高生10人程度で、受講料は無料です。申込みは来月(4月)2日必着で、応募は雑賀技術研究所のウェブサイトで受け付けています。

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