「HOKA HEY#3」 きょうからスタート
2023年03月10日 21時18分
ネィテブアメリカンの言葉で「今日は死ぬのにとても良い日だ」を意味する「HOKA HEY(ホッカ・ヘイ)」をテーマにした絵画展が、きょう(3/10)から和歌山市の本町ギャラリーで始まりました。
これは、和歌山市に住む自然探究家、徳永統子(とくなが・のりこ)さん51歳が、仲間とともに立ち上げた「Non-chan(ノンちゃん) NIJIIRO(ニジイロ) factory(ファクトリー)」の主催で開かれるもので、今回で3回目です。
徳永さんは、紛争状態にあったアフガニスタンで理学療法士として働いていた経験などをもとに創作活動に取り組んでいて、今回は、およそ80点の絵画などが展示されています。
今回のメインは、構想を含め2年8ヶ月かけて縦およそ2メートル、横およそ1メートル60センチの大型キャンパスに描かれた、手を合わせる合掌の絵画で、徳永さんが、地球で出会ったさまざまな命を、点や線、紋様などで表現しています。
会場の本町ギャラリーには、このほかにも、線画など、さまざまなタッチの作品や写真、オブジェなどが展示されていて、けさのオープンから多くの人が訪れています。
徳永さんは、「HOKA HEYは、前向きな言葉で、とても天気が良くて鳥の声が聞こえて、子どもたちの笑い声が聞こえる。だからきょうは死ぬのにすごくいい日、という詩で語られる。どう生きればよいかわからないと感じていた頃に私が出会った、このとても深い言葉の意味を、皆さんに知ってもらうことで、少し楽になってもらえるのかなと思っています。是非、気軽に遊びに来てください」と話しています。
「HOKA HEY#3(スリー)」は、13日の月曜日まで和歌山市の本町ギャリーで開かれています。入場は無料で、作品の販売も行われます。