伏虎義務教育学校とサブールがコラボ「わかロン」発売
2023年03月06日 18時55分
和歌山市立伏虎(ふっこ)義務教育学校の5年生と、和歌山市の洋菓子店・サブールがコラボして、ホワイトデー向けのオリジナルマカロンを開発し、きょう(6日)から店頭での販売が始まりました。
「和歌山のマカロン」を略して「わかロン」と名付けられたこのお菓子は、伏虎義務教育学校の5年3組の児童29人が、地域を学ぶ総合学習の一環として、サブールと共同で開発したもので、マカロン生地に和歌山産のイチゴとミカンでつくったジャム、それに、生クリームをはさんでいます。
ホワイトデーに先立ち、きょうからサブール本店と、近鉄百貨店和歌山店の地下1階、それにイオンモール和歌山の3か所で、1個税込み250円で販売されています。
初日のきょう、5年3組の児童らが、JR和歌山駅前で通行人にチラシを配って、わかロンの発売を呼びかけました。通行人の男性は「良い取り組みだと思う。子どもの社会参加への意欲が高まる」と話していました。
午後2時前からは、近鉄百貨店和歌山店・地下1階のサブールの店舗でわかロンの販売が始まり、児童の売り声に誘われて、主婦や保護者らが行列をつくって買い求めていました。児童は「嬉しいです。ジャムづくりがとても苦労しました」と目を輝かせて話していました。
5年3組の担任教諭は「コロナ禍で難しいのではと言われていましたが、サブールや、紀の川市の食育推進協会の協力で実現することが出来ました。学校での勉強以外にも学べることを吸収して欲しい」と話していました。
サブールの担当者は「手が届きやすく、子どもたちの気持ちを少しでも込められるようにという思いが含まれています。私たちを指名してくれた伏虎義務教育学校には、深く感謝しています」と話していました。
伏虎義務教育学校の5年3組とサブールがコラボしたオリジナル洋菓子「わかロン」は、今月(3月)14日のホワイトデーまでの期間限定で、いずれも和歌山市のサブール本店と、近鉄百貨店和歌山店・地下1階、それにイオンモール和歌山で販売されています。