万博関連の情報<発信:和歌山県>

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春告げるシロウオ漁始まる、4年ぶりにイベントも

2023年03月05日 17時52分

社会

湯浅町と広川町の境界を流れる広川の河口付近で、春を告げるシロウオ漁が始まりました。江戸時代から続く伝統の四ツ手網漁(よつであみりょう)を見ることができます。また、新型コロナウイルスの感染拡大で中止が続いていた「紀州湯浅のシロウオまつり」が4年ぶりに、今月(3月)19日に開催されます。

シロウオの四ツ手網漁(広川河口)

シロウオは、体長5センチほどのハゼ科の魚で、うろこがなく、体が透き通っていて、この時期、産卵のために川を遡(さかのぼ)ります。これを、川岸の高さ2メートルほどの櫓(やぐら)の上から、漁師が四角い網を操って、すくい取るのが、四ツ手網漁で、この地方の春の風物詩です。そして、地元の飲食店では、シロウオを、炊き込みご飯や卵とじ、かき揚げ、また、生きたまま食べる躍り食いとして提供し、この時期だけの春の味覚となっています。

このシロウオ漁を見学したり、体験したり、シロウオ料理を楽しんだりするイベント「紀州湯浅のシロウオまつり」が、今月19日に、湯浅町の広橋周辺で開かれるほか、広川町では、今月18日と19日に、シロウオ漁体験会が行われます。

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