福祉や介護、保育分野への就職を希望する人を対象にした、「福祉・介護・保育の就職フェアわかやま」がきょう（４日）、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれました。

これは、福祉関係に特化した職業紹介所で、介護職員、保育士などといった職種の求人情報の発信や、事業所と求職者のマッチングを行っている、和歌山県福祉人材センター「ハートワーク」が年に３回、主催しているものです。

会場には３０の事業所がブースを設け、会場を訪れた人と直接面談を行ったほか、オンラインによる面談も行われました。今回は、今月（３月）１日に来年春に卒業する大学生の就職活動が本格的にスタートしたこともあり、大勢の学生の姿が見られました。

県・社会福祉協議会の須田剛司（すだ・こうじ）事務局次長は「福祉の仕事は大変だとかキツイというイメージがあるが、本当にやりがいのある仕事。ぜひ関心をもってもらい、福祉業界に就職していただければ」と話していました。

福祉や介護、保育分野への就職を希望する人を対象にした就職フェアは、次回７月頃の開催を予定しているということです。