維新和県総支部、林佑美氏擁立 衆院和歌山1区補選

2023年03月03日 18時23分

政治社会

日本維新の会和歌山県総支部はきょう(2/18)、来月(4月)、予定されている衆議院和歌山1区の補欠選挙に、市議会議員の林佑美(はやし・ゆみ)氏41歳を公認候補として擁立すると発表しました。

4月に予定されている衆議院和歌山1区の補欠選挙は、岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事が衆議院議員から知事選挙に出馬したことに伴い行われるもので、日本維新の会では、公募に応じた人たちを含めて検討し、林氏の擁立を決めました。

林氏は、立命館大学大学院を修了後、会社役員を務めていて、去年(2022年)8月の和歌山市議会議員・補欠選挙で日本維新の会から立候補し初当選しています。

きょうの記者会見で、林氏は、「子育てや出産、介護は、すべての政治につながっていて、女性が担っていることが多いが、政策や施策を決定する場には、圧倒的に男性が多く、女性がもっと活躍すべき。女性としての、母親としての視点を活かし、和歌山のために働きたい」と語りました。

衆議院和歌山1区の補欠選挙には、自民党の元職、門博文(かど・ひろふみ)氏57歳がすでに立候補を表明しています。

林氏とともに記者会見した日本維新の会の藤田文武(ふじた・ふみたけ)幹事長は、「和歌山1区は自民党が勝ち続けてきた牙城ではなく、公認候補の選定も難航してきた経緯がある。追いかける厳しい戦いだが、千載一遇のチャンスを活かしたい」とした上で、「維新にとって、衆議院和歌山1区の補欠選挙は、千葉5区の補選とともに、統一地方選挙・後半戦の最重点選挙。吉村洋文(よしむら・ひろふみ)共同代表にも応援に入ってもらえるよう調整したい」と話しました。

衆議院和歌山1区の補欠選挙は、来月(4月)11日に告示され、23日に投開票が行われます。

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