和歌山県は、きょう（２７日）、県内で新たに、０歳児から９０代以上までの男女あわせて８２人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。また２人の死亡が確認されました。感染者が２ケタになるのは去年（２０２２年）６月２７日以来２４５日ぶりです。

感染者数は、前日に比べ７４人減り、１週間前に比べて２８人減少しています。県内の累計感染者数は、死亡した５１２人を含め、２３万６６５２人です。

人口１０万人あたりの直近１週間の感染者数は、県全体が１１１・２人で、前日より、３人減少しました。現在入院しているのは６５人で、３６６床あるコロナ用病床の使用率は１７・８％です。入院患者のうち、酸素投与を受けているのは９人で、国基準の重症患者はいませんでした。

またきょう（２７日）までに田辺保健所管内の８０代の女性と、和歌山市の７０代の男性の２人が新型コロナウイルスに感染し亡くなったことがわかりました。

亡くなった２人は基礎疾患がありワクチン接種も受けていました。

一方、発生届と陽性者登録者は、あわせて７１人で、居住地の保健所管内別では、和歌山市が２０人、岩出が１７人、新宮が９人、田辺が８人、海南が６人、橋本が５人、湯浅が４人、御坊が２人となっています。