白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は、きょう（２６日）までに、ジャイアントパンダの「永明(エイメイ)」を返還した中国・四川省(しせんしょう)の「成都(せいと)ジャイアントパンダ繁殖研究基地」に、永明などをかたどったモニュメントを贈りました。日中共同で実施してきた繁殖研究の「功績の証し」とする狙いです。

アドベンチャーワールドによりますと、モニュメントは、３０歳でオスの永明のほか、永明との間に１０頭の子をもうけたメスの「良浜(ラウヒン)」、同じく６頭の子をもうけたあと、園で死んだ「梅梅(メイメイ)」を模していて、今月（２月）２４日に、現地で贈呈式が開かれました。

永明は、子で、ともにメスの双子の「桜浜(オウヒン)」・「桃浜(トウヒン)」と一緒に、日本時間の２３日未明に中国に到着しました。今後は、パンダの保全や繁殖研究のため、現地で暮らします。