万博関連の情報<発信:和歌山県>

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醤油醸造の古い町家でひなめぐり、湯浅町

2023年02月26日 15時17分

社会

醤油醸造の古い町並みが残る湯浅町で、ひな人形や吊(つ)るし雛(びな)を飾る恒例の「湯浅まちなみひなめぐり」が開かれ、観光客らを迎えています。

人形は、重伝建(じゅうでんけん)地区=国指定・重要伝統的建造物群保存地区や、日本遺産(にほんいさん)になっている町内の古い町家(まちや)や商店、ギャラリーなどに飾られ、町歩きとともに人気です。

岡正ギャラリーの展示

特に吊るし雛は、国内で初めて、新型コロナの院内感染が確認され、観光不振や風評被害に見舞われた湯浅町から、コロナ退散の願いとともに、町の人口と同じ数を目標に製作されたもので、すでに、人口を上回る数が飾られ、復興や元気をアピールしています。

町家の外にも人形が飾られている

また、町(ちょう)が明治期からの醤油醸造の様子や暮らしを学習できる施設として整備し、去年(2022年)11月から一般公開を始めた「旧栖原家(すはらけ)住宅」にも、ひな人形などが展示され、木造の旧家を華やかに彩っています。

旧栖原家住宅の展示

「第10回湯浅まちなみひなめぐり」は、来月(3月)12日まで行われ、いずれも入場無料で、自由に見学できます。

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