統一地方選・事前運動取締本部設置
2023年02月22日 18時41分
4月に投開票が予定されている統一地方選挙で、事前の選挙運動などを取り締まるための本部がきょう(2/22)、和歌山県警察本部と県内12の警察署に設置されました。
県警本部の庁舎にある捜査二課の入口には、きょう午前10時、内田勝輝(うちだ・まさき)課長が、「統一地方選挙事前運動取締本部」と書かれた木製の看板を掲げました。また県内12の警察署にも、同じように看板が設置されました。
県警は選挙期間中、山崎洋平(やまさき・ようへい)本部長をはじめとする本部と、12の警察署をあわせて1600人余りの体制で取締りにあたります。
県警捜査二課の細尾晃男(ほそお・あきお)次席は、「不偏不党、厳正公正な立場を堅持して取り締まりにあたり、選挙の公正確保という責務を果たしたい」と話しました。
県警によりますと、4年前(2019年)の前回の統一地方選挙では、公職選挙法の利害誘導罪で1人を検挙したほか、文書の掲示などで、警告した事案が29件あり、今回の選挙でも、すでにポスターの掲示に関して2件の警告を行っています。
この春、予定されている和歌山県内での統一地方選挙は、3月31日告示、4月9日投開票の県議会議員選挙と、4月23日に投開票が行われるすさみ町長選挙のほか、和歌山市、橋本市、新宮市、紀美野町、九度山町、高野町、湯浅町、すさみ町のあわせて8つの議会議員選挙です。