和歌山大学とジェトロが留学生の教育連携で包括連携協定
2023年02月21日 14時39分
和歌山大学と、JETRO(ジェトロ)・日本貿易振興機構は、きょう(21日)地域の活性化とグローバル化を目指すための包括連携協定を締結しました。
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ジェトロでは、出先機関のジェトロ和歌山を通じて、これまで、和歌山大学など、県内や周辺の留学生が県内企業のことを学ぶイベントや交流会を開催したり、和歌山大学経済学部や一橋(ひとつばし)大学などから国際経済の研究者を招いて、県内企業と感染症の世界的流行が経済に及ぼす影響についての研究や事業活動報告会を開催してきました。
このような流れとともに、近年、地方都市で少子高齢化の進行や世界経済の不透明さが深刻となるなかで、和歌山大学の留学生と県内企業とのマッチングや、日本の学生を海外企業にインターンシップとして派遣することを更に促進しようと、両者が包括連携協定を結んだものです。

きょう午後、和歌山市栄谷(さかえだに)の和歌山大学で、和歌山大学の伊東千尋(いとう・ちひろ)学長とジェトロの信谷和重(のぶたに・かずしげ)副理事長が、包括連携協定書にサインしました。

伊東学長は「県内産業の人材不足対策や、留学生の獲得、日本の学生が海外へ羽ばたく機会の創出をジェトロと連携して進めることで、和歌山県の活性化に繋げたい」とあいさつしました。

信谷副理事長は「留学生のための県内企業説明会の開催や、ベトナム、インド、バングラデシュなど、ジェトロとつながりの深い経済発展が著しい国の大学との橋渡しをしたい」と語りました。