自民県連、門博文氏擁立へ 衆院和歌山1区補選 

2023年02月18日 18時48分

政治社会

衆議院和歌山1区の補欠選挙について、自民党和歌山県連はきょう(18日)、候補者選考会議を開き、前衆議院議員の門博文(かど・ひろふみ)氏57歳を候補者として擁立することを決め、近く党本部に公認申請することになりました。

4月に予定されている衆議院和歌山1区の補欠選挙は、岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事が衆議院議員から知事選挙に出馬したことに伴い行われるもので、自民党県連では、この選挙区で過去4回立候補した前衆議院議員の門氏と、参議院からの鞍替えを模索する鶴保庸介(つるほ・よすうけ)参議院議員の2人について、和歌山市選出の県議会議員と市議会議員による会議や、国会議員による協議を重ねてきました。そして、きょう開かれた会議で、門氏を候補予定者とすることが決まり、今後、党本部に公認申請することになりました。

会議後の記者会見で、自民党県連の二階俊博(にかい・としひろ)会長は、「慎重審議を重ね、円満に一致団結して門さんを公認候補として擁立することを決定した」と述べました。また、選考の要因については、「現職として10年間、誠実に活発に活躍してきたことへの評価と、県連所属の国会議員の後押しが大きく物事を決めた」と強調しました。

門氏は、おととし(2021年)行われた衆議院議員選挙で和歌山1区から立候補し、現在、和歌山県知事を務める岸本氏に敗れて落選しています。

会見で、門氏は、「落選中の身ではあるが、もう一度、チャンスをいただいた。期日が迫る中だが、選挙に勝ち抜いていきたい」と語りました。

衆議院和歌山1区の補欠選挙は、4月11日に告示され、23日に投開票が行われます。

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