グリーンガーデン、花の苗寄贈 和歌山城公園に

2023年02月17日 19時08分

社会

桜の名所として名高い和歌山市の和歌山城公園にさらなる彩りを添えようと、市内の造園業者が、公園のプランターに花の苗を植え付けました。

花の苗を植え付けたのは、和歌山市有本(ありもと)の有限会社グリーンガーデンで、和歌山城公園のうち、西の丸広場や紅葉渓(もみじだに)庭園、わかやま歴史館前、吹上口(ふきあげぐち)の4か所にある大小あわせて56基のプランターに、ビオラの苗を植え付けました。

寄贈されたビオラの苗

けさ(17日)9時過ぎ、和歌山城公園・わかやま歴史館前の広場で、グリーンガーデンの芝吉信(しば・よしのぶ)社長が和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長に目録を贈呈し、尾花市長からは感謝状が贈られました。

尾花市長は「去年(2022年)12月に和歌山市を訪れた観光客数が過去最高を記録するなど、これから桜の季節を迎えるうえで、多くの観光客や市民に和歌山城を楽しんでもらえる玄関口に花の苗を寄贈して頂き、大変嬉しい」とお礼を述べました。

グリーンガーデンの芝社長

グリーンガーデンの芝社長は「プランターが草ばかりで可哀想だったので、ビオラの花があると釣り合いがとれるのと、観光バスで桜を見に来る県外の観光客の心がなごむと思って寄贈しました」と話しています。

芝社長はライオンズクラブのメンバーで、弱った和歌山城の桜の保護に力を入れていて、今回の寄贈はその取り組みの一環です。

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