第61回和歌山県スポーツ賞 和市で表彰式
2023年02月14日 19時58分
和歌山県関係でスポーツ界の発展に貢献した人や去年(2022年)スポーツ競技で好成績を収めた人らを表彰する和歌山県スポーツ賞の表彰式がきょう(2/14)、和歌山市のホテルで行われました。
61回目となる今回、表彰を受けたのは、個人99人と17の団体で、競技の発展に寄与した人に贈られるスポーツ功労賞に、県弓道連盟会長の田中康雄(たなか・やすお)さん79歳、優秀な指導者に贈られるスポーツ優秀指導者賞に、県相撲連盟の池田真之(いけだ・まさゆき)さん46歳、去年の大会で特に優れた成績を残した人に贈られるスポーツ顕賞に、自衛隊体育学校所属で、全日本選抜レスリング選手権大会で優勝した奥井眞生(おくい・まお)さん27歳ら6人が選ばれています。このほか、スポーツ賞には、64人と14の団体が、スポーツ奨励賞には、27人と3つの団体が選ばれました。
きょう午後、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で行われた表彰式には、団体からの参加者を含めおよそ90人が出席し、岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事から賞状などを受け取りました。
式典では、岸本知事が挨拶し、「これから若い選手の皆さんは、それぞれのスポーツで精進されますが、勝っても負けても、その経験を活かして先々の人生で自分のプラスにしてください」と呼びかけました。
これに対し、受賞者を代表して挨拶したスポーツ功労賞受賞の田中さんは、「今回の受賞は、競技団体の指導者や会員のおかげ。この感謝の気持ちを忘れず、これからもスポーツを通して県民に勇気と希望を与えられるよう精進を重ね、郷土和歌山の発展に貢献できるよう努力することを誓う」と話しました。