現職と前町長の一騎打ちとなった任期満了に伴う美浜町長選挙の投票が、きょう（１２日）行われ、即日開票の結果、現職の籔内美和子(やぶうち・みわこ)町長が再選されました。前回と同じ顔ぶれによる選挙で、前町長の森下誠史(もりした・まさふみ)氏の返り咲きはなりませんでした。

美浜町選挙管理委員会が、今夜８時４６分に発表した開票結果は次の通りです。敬称は省略します。

当選　籔内美和子(やぶうち・みわこ)　無所属・現　２９９９票
　　　森下誠史(もりした・まさふみ)　無所属・元　１４１３票

以上が、この日行われた美浜町長選挙の開票結果でした。

投票率は、７８・１２％で、４年前の前回選挙に比べ１・１２ポイント低くなりました。当日有権者数は、５７５８人でした。

再選された籔内氏は、１９６２年生まれの６０歳で、１９８１年に県立御坊商工高校を卒業、翌年１月から美浜町職員となり、４年前の前回選挙で、当時の現職、森下氏を破り、初当選しました。籔内氏は、県内初の女性首長です。

２期目の抱負について籔内氏は、子育て支援や高齢者の外出支援などに取り組むほか、津波防災対策として、道路整備などにも取り組んでいくと語りました。