国内最大級のファッションイベント「東京ガールズコレクション」がきょう（１１日）和歌山市で開かれ、１０代から２０代の若者を中心に多くの観客が、最先端のファッションや音楽などを堪能しました。

２００５年に首都圏で始まった東京ガールズコレクションは、１５年から地方創生をテーマに北九州市や富山市などで開催されていて、今回、関西地方で初となる和歌山市で開催されました。

和歌山ビッグホエールに設けられたステージでは、関西出身の中条あやみさんが、白のジャケットに白のタイトドレスを合わせた華やかな衣装で登場しトップバッターを飾ったほか、「みちょぱ」の愛称で知られる池田美優さんら人気モデルが、カラフルな洋服やアクセサリーを着飾って次々と登場し、会場を沸かせました。

また、和歌山県出身者を対象に募集したモデルオーディションに合格した８人のモデルや、アルテリーヴォ和歌山の元キャプテン・大北啓介さん、和歌山出身、安田大サーカスのHIROさんら、和歌山にゆかりのある人も多数登場し、会場に華を添えました。

和歌山市のステージでは、モデルの「ゆうちゃみ」「ゆいちゃみ」姉妹が和歌山ニットの黒いバッグと白いニット・トップスをそれぞれ着用して登場し、「肌触りや着心地がよい」と話し、和歌山市の企業が作製した製品をアピールしていました。

また、和歌山市の企業が製造した電動バイクと自転車、２つの機能を持つグラフィットバイクのブランドサポーターを務める俳優の三浦翔平（みうら・しょうへい）さんが、サプライズゲストとして登場し、会場に来る前にサーフィンのメッカ、磯ノ浦を訪れ、グラフィットバイクに乗って走ったことを紹介しました。

会場を訪れた有田市の保育士、山崎結衣（やまさき・ゆい）さんは、「たくさんの人が集まるイベントを和歌山で開いてくれてうれしい。これから和歌山が盛り上がるように、是非また開催してほしい」と話しました。

このほか、会場の和歌山ビッグホエールの周辺では、「TGC 和歌山 2023 FOOD FES.」と題し、梅やみかんなど、和歌山産の食材を使ったグルメが提供されるフードフェスが開催されました。