和歌山市の高齢女性が特殊詐欺被害

2023年02月08日 20時27分

事件・事故社会

和歌山市内に住む高齢女性が、警察官や銀行員を名乗る男女に、キャッシュカードを騙し取られ、現金50万円を奪われる事件があり、和歌山北警察署が特殊詐欺事件とみて調べています。

きのう(7日)午前10時頃、和歌山市内に住む80代の女性の自宅に、和歌山北警察署の警察官を名乗る女から電話があり、「キャッシュカードの番号が盗まれ、コンビニで5万円が引き出されている。キャッシュカードが使えなくなった。銀行口座と暗証番号を教えてほしい」などと告げられました。このため、女性が、言われるままに銀行口座と暗証番号を伝えたところ、「銀行員が自宅へカードを取りに行く」と言われ、その後、訪ねてきた銀行員を名乗る男とのやりとりの中で、女性は、キャッシュカード1枚を騙しとられ、きょう(8日)になって、現金50万円が引き出されていることがわかりました。

警察では特殊詐欺事件として、捜査するとともに、「キャッシュカードを取りに行く」や「口座番号、暗証番号を教えて」などといった電話を受けた時は、詐欺を疑って、直ちに電話を切り、警察の相談用フリーダイヤル0120・508・878(これはわなや)に確認の連絡をするなど、注意を呼びかけています。

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