和歌山県内で、警察官を名乗る人物から詐欺の予兆電話がかかってきているとして県警察本部が注意を呼びかけています。

県警生活安全企画課によりますと、けさ（２／７）から和歌山市を中心に県内の住宅に、警察官を名乗る人物から「犯人を捕まえた」「あなたの口座が犯人にバレていました」「こちらで破棄します」などといった詐欺の電話がかかっているということです。

県警では、「こうした電話で、現金やキャッシュカードを要求された場合は要注意」として絶対に現金やキャッシュカードを渡さず、キャッシュカードの暗証番号も教えないよう呼びかけています。

また、県警は、「電話で、お金や通帳、キャッシュカードや口座番号、暗証番号などの話が出れば、それはすべて詐欺なので、こうした電話があれば、焦らずに、県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル０１２０・５０８・８７８（繰り返し）「これは　わなや」に電話をしたり、家族や近所の人に確認するよう呼びかけています。

また、県警は、「留守番電話機能付き電話機などを設置して、直接電話に出ないなどの対策も有効なので、まわりの人にも伝えて、みんなで詐欺を防ぎましょう」と呼びかけています。