放火容疑で逮捕の夫婦 重過失致死と過失致死で起訴

2023年02月03日 18時01分

事件・事故社会

和歌山市内の自宅に灯油をまいて火を付けたとして放火の疑いで逮捕された夫婦について、和歌山地方検察庁はきょう(2/3)、夫婦の息子が、焼け跡から遺体で見つかったことを踏まえ、妻を重過失致死の罪で、夫を過失致死の罪で、それぞれ起訴しました。

起訴状などによりますと、先月(1月)14日の午後6時前、和歌山市大谷(おおたに)のパート従業員、前田翼(まえだ・つばさ)被告36歳が自宅1階のリビングに灯油をまき、妻のパート従業員、志保(しほ)被告50歳がライターで火を付け、木造2階建ての住宅を全焼させ、一緒に住んでいた息子を焼死させたとされています。

和歌山地検は、灯油をまいたとされる夫の翼被告を、建造物等失火と過失致死の罪で、ライターでクッションに火を付けたとされる妻の志保被告を、建造物等延焼と重過失致死の罪でそれぞれ起訴しました。

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