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和歌山県と長大が「空飛ぶクルマ」県内実用化で協定

2023年02月01日 17時36分

交通政治社会経済

和歌山県は、2025年の大阪・関西万博に合わせて、和歌山県内でも、垂直離着陸が可能な「空飛ぶクルマ」の実用化を目指すため、きょう(2月1日)空飛ぶクルマのコンサルティングサービスを行っている、東京の株式会社長大(ちょうだい)と連携協定を結びました。

調印後の記念撮影(左:野本社長・右:岸本知事・2月1日・和歌山県庁・知事室)

長大は、本業の総合建設コンサルタントでのノウハウを空飛ぶクルマの実用化に活かす取り組みを行っていて、去年(2022年)7月には、広島県福山市で、日本初となる空飛ぶクルマの海上飛行の実証実験を行っています。

再来年(2025年)に開かれる大阪・関西万博でも、空飛ぶクルマの実演が予定されていることから、和歌山県内でも観光や防災などの分野で実用化を目指すことになり、県と長大が連携協定を結んだものです。

連携協定書の調印

きょう午後、県庁の知事室で、岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事と長大の野本昌弘(のもと・まさひろ)社長が、連携協定書にサインしました。

岸本知事と野本社長は「鉄道の無い山間部が多い和歌山県で実現すれば、かなりの需要が期待が出来るはず。美しい自然を活かした観光をはじめ、防災のツールとしても大いに役立つ」と話し、期待を高めていました。

県と長大は、今後、飛行試験や、発着場の候補地選定などの準備を本格化させます。

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