和歌山県、空飛ぶクルマ県内での実用化に向け長大と連携協定

2023年01月31日 18時15分

社会経済

和歌山県は「空飛ぶクルマ」の開発に取り組んでいる総合建設コンサルタント企業で東京に本社がある長大(ちょうだい)と、県内での将来的な実用に向け連携協定を結ぶことになりました。きょう(31日)定例の記者会見で和歌山県の岸本周平知事が明らかにしました。

協定はあす(2月1日)、県庁で行われる予定で、実用化に向けた取り組みのほか、空飛ぶクルマの普及啓発についてなどを連携して行うことにしています。特に2025年の大阪・関西万博期間中に予定されている「空飛ぶクルマ」の実証実験で会場と和歌山県を結ぶ実証飛行についても取り組みたい考えです。

岸本知事は、技術革新が進むと、これまで普及が進まなかった地域で一挙に普及が進むなど成果が上がる点に注目し、「今回の実証実験では山間地や過疎地の多い県内の移動などでの実用化に期待を寄せていて、連携をしていく姿勢を示しています。

会見する岸本知事(和歌山県庁で)

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