「わたくしの作文」文科大臣賞に高松小6年小向さん

2023年01月28日 17時52分

教育

和歌山放送が放送している「わたくしの作文」の今年度(令和4年度)の年間審査会が、きょう(28日)、和歌山市で開かれ、最優秀作品の文部科学大臣賞に和歌山市立高松小学校6年、小向萌々香(こむかい・ももか)さんの作文「六年間歩いた通学路」が選ばれました。

「わたくしの作文」は、和歌山放送が国語教育の振興のため、1968年(昭和43年)から県内の小中学生の作文を放送しているもので、今年度は、およそ7千点を越える作文が寄せられました。

年間審査会は、きょう(28日)午後1時から、県内の小中学校の教諭など、関係者らが出席して、和歌山市湊本町の和歌山放送で行われました。

審査の結果、最優秀作品の文部科学大臣賞には、和歌山市立高松小学校6年、小向萌々香(こむかい・ももか)さんの作文「六年間歩いた通学路」が選ばれました。

この作文は、卒業をひかえた作者が、季節の変化を楽しみながら、通学路の自然を振り返ってつづった内容で、審査会では、「春夏秋冬の自然の移り変わりと、六年間の成長を上手く交差させていく構成力が見事で、また、方言やオノマトペを効果的に使い、その場の様子が目に浮かぶようだ」と高く評価されました。

このほか、和歌山県知事賞や県教育委員会賞、和歌山放送賞、さらに和歌山県農業協同組合連合会賞や、わかやま市民生活協同組合賞、湊組賞などあわせて28点の受賞作品が決定しました。

「わたくしの作文」は、和歌山放送ラジオで月曜日から金曜日の毎日午後0時40分から放送しています。

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