智辯和歌山15回目のセンバツ出場きめる

2023年01月27日 19時16分

スポーツ教育社会

第95回全国高等学校選抜高校野球大会の出場選考会がきょう(27日)行われ、和歌山の智弁和歌山高校が3年ぶり15回目の出場が決まりました。
 今年の選抜大会は記念大会のため、21世紀枠の3校と神宮大会枠の1校を加えた例年より4校多い36校が出場します。

帽子を飛ばして選抜出場を喜ぶ智辯和歌山の選手(和歌山市の智辯和歌山で)


 きょう(27日)午後大阪で開かれたセンバツ出場校を決める選考会で、近畿枠7校のうち3校目で発表された智弁和歌山は、去年秋の近畿大会で兵庫の報徳学園に敗れましたが、選考委員会は全員が守りから攻撃へと繋げられる戦いを
見せたほか、投手陣も多彩でレベルが高く、全国大会での活躍が期待されると評価しました。
智弁和歌山の選抜大会への出場は2020年の交流大会を含め3年ぶり15回目で、これまで94年大会で優勝を果たしたほか、準優勝3回の実績を誇っています。

近畿枠からは智弁和歌山のほか、大阪桐蔭、兵庫の報徳学園、京都の龍谷大平安、大阪の履正社、滋賀の彦根総合、兵庫の社の7校が選出され、
このうち、彦根総合は初出場です。

また、21世紀枠の3校として、富山の氷見、徳島の城東、栃木の石橋が選ばれました。
選抜高校野球の組み合わせ抽選会は、3月10日に4年ぶりに対面方式で行われ、18日に、兵庫県の阪神甲子園球場で開幕します。

智辯和歌山がセンバツ出場を決めたことについて和歌山県の岸本周平知事は、「日々の練習で培った力と技、そして精神力を遺憾なく発揮し、智辯和歌山旋風を巻き起こしてくれることを期待しています。」とお祝いのメッセージを寄せています。

智辯和歌山の選手(和歌山市の智辯和歌山で)

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